滋賀県人の日記

書きたい事を書いていくだけのブログです。旅行の記録とか思い出とか。

【旅行記】仙台遠征3日目 仙台市内/瑞鳳殿20190906

まずはじめに。大学が始まって忙しくなったので更新頻度を抑えます。2週間に1回のペースを目標に頑張ります。では以下本編です。
 
 
 
仙台旅行3日目。今日は仙台市内の観光地を巡ることにする。
まず最初に、仙台駅から地下鉄東西線に乗って国際センター駅を目指す。地下鉄完乗も兼ねているので、一日乗車券を購入した。
 
東西線は2015年に開業した路線で、日本全国の地下鉄路線の中で最も新しい路線である。
掘削コストを抑えるため、トンネル半径は通常の規格より小さく、また都営大江戸線や大阪メトロ長堀鶴見緑地線のような鉄輪式リニアモーターカーを採用している。東西線の構想当初は仙石線との直通運転も考えられており、中途半端な位置にある仙石線あおば通駅はその名残なのだとか。
 
国際センター駅で下車。東西線は当駅の仙台寄りの一部区間で地上を走行する。駅改札外から車両が撮影できるかと思ったが、運悪く朝は逆光であり、その上草が生い茂っていたため、とても撮影地と呼べるようなものではなかった。まあしょうがないか…。

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国際センター駅

2階にはカフェが入居している

国際センター駅から仙台城まで徒歩で向かうことにする。本当は仙台駅からバスで向かう方が無難だが、地下鉄の1日券を持っており、バス代を払うのが億劫であったこと、また距離的にも大丈夫だろうと楽観視していたことから、このような暴挙に出てしまった。実際距離的にはさほど遠くはなかったが、途中青葉城手前の急な坂道では、心が折れそうになった。なんせ9月とはいえ快晴であれば日差しも強く、汗ばむ天気である。皆さんはちゃんとバスで行った方がいいですよ。

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青葉山公園入口

ここまでがかなりキツい坂なので、暑い日はバスを利用しましょう

現在の仙台城は石垣だけであり、建物が現存しているわけではない。しかし、高台にあることから仙台市を一望でき、仙台の人気観光スポットの一つとなっている。この日も修学旅行生(おそらく中学生)が来ており、少し賑わっていた。お一人様であるが、瓶ラムネを購入。先ほどの坂道を乗り切った自分へのご褒美である。とても美味しゅうございました。
 

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伊達政宗騎馬像

終日逆光になるので撮影時は注意されたい

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青葉山公園から仙台駅方向を望む
さて、仙台城を後にし、国際センター駅まで戻る。もう一度東西線に乗り、八木山動物公園駅まで乗車。すぐ折り返して仙台駅で下車、昼食を摂る。といってもスタバのコーヒーと軽食である。コーヒーを飲みながらこの後のスケジュールを確認した。
 
スターバックスで30分ほど休息をとった後、仙台駅からバスで瑞鳳殿へと向かう。Google Mapで指定された系統のバスに乗車したのだが、どう見ても乗客が少ない。最初のうちは観光系統に乗って観光客の人混みに揉まれるよりはマシだ、などと思っていたが、目的地のバス停に着くと、なぜか住宅地の真ん中である。どうやら瑞鳳殿の裏側にあるバス停を案内されてしまったようだ。ここから住宅街の真ん中を突っ切って山道で合流しろとのこと。流石Google Mapさん。限界攻めてますね。指示通りに山道を少し歩くと正門につながる道路に出ることが出来た。突然人通りの多い道に出たものだから驚いた。
 
瑞鳳殿は、仙台藩の藩祖である伊達政宗の霊廟として1636年に造営された。造営当時の建物は1945年に戦災で焼失しており、現在のものは1979年に当時の建物を再現して再建されたものである。瑞鳳殿の敷地内には伊達政宗以外にも伊達家歴代藩主の霊屋が点在している。

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瑞鳳殿入口

裏口(のようなところ)から入ったため、一度正門まで戻った

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瑞鳳殿の重い屋根を支える斗栱(ときょう)

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瑞鳳殿の敷地内にある感仙殿

2代目藩主伊達忠宗の霊屋である

瑞鳳殿を見学し、いろいろ写真を撮った後、もう一度仙台駅に向かう。どうでもいい話だが、瑞鳳殿を見学していた際、蚊に足の複数箇所を刺されてしまい、夜には痒みと腫れで真っ赤になっていた。
 
仙台駅に戻った後は、地下鉄の乗り潰しを再開することにする。東西線の仙台から荒井までを乗り通し、東西線を完乗した。かつてのこの地域の交通手段はバスが主体であり、仙台駅方面へ向かう仙台市交通局のバス路線が多く通っていたが、東西線開業に伴う路線再編で多くのバス路線が地下鉄駅を発着とする路線形態へと変更されている。

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東西線の終点である荒井駅

駅前のバスターミナルから周辺地域へアクセスできる

荒井駅から仙台駅へ戻り、今度は南北線へ乗車して泉中央へと向かう。南北線仙台市で最初に開業した地下鉄で、1987年に八乙女駅〜富沢間が開業、1992年に八乙女〜泉中央間が延伸開業している。南北線仙台市南部の長町と、北部の泉中央の二つの副都心と、仙台市の中心部を結ぶ役割を果たす重要な地下鉄路線である。
泉中央は仙台市の副都心として、20世紀に造成された。仙台市泉区に属し、仙台市ベッドタウンとしての機能を担っている。実際利用客の人数も多く、仙台から終点までずっと車内は混雑したままであった。
泉中央から少し北上すると、2016年に市制へと移行した富谷市に出る。富谷市もまた泉中央と同様仙台市ベッドタウンであり、多くの住宅街が立地しているが、富谷市には鉄道路線が一切通っておらず仙台市街地へ向かうにはバスを利用して泉中央まで出る必要がある。南北線を富谷市まで延伸する構想も何度か持ち上がったようだが、採算性の問題や、コンパクトシティ構想を進めていた仙台市の消極的姿勢もあり、結局実現しなかった。
 
乗り潰しなので、泉中央に滞在することなくすぐに折り返した。富沢まで向かい、JRへ乗り換えるため、長町で下車した。長町も仙台の副都心であり、駅前には多くの高層マンションの他に大型家具店のイケアがある。

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長町副都心に位置する富沢地区の車窓

住宅、マンションが多い

仙台市の副都心は人口規模が程よく、混雑しない程度に人の流れがあるため、窮屈さを感じず住みやすそうだな〜と感じた。
 
この日は夜から別の用事が入っていたため、早めに引き上げた。晩ご飯は回転寿司でした。(写真はありません)
それでは。